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その間にミヒャエルはレーザーブレードでMTの一機を斬って捨て、爆散する。
動きを止めたネクストならば攻撃も命中する。残った可変MTは一斉砲撃し、白いネクストもレーザーライフルを放った。
可変MTの攻撃はPAを減退させ、レーザーは易々とカノンフォーゲルのPAを貫く。
しかしコンマ数秒後、カノンフォーゲルはほとんどダメージを受けることなく爆炎の中から現れた。そして残骸と化した可変MTを押しのけ、背部のプラズマキャノンを放って、まだ残るMTを次々と撃ち抜く。
『MTの残骸を盾に!?』
「シミュレーターでは大概、コアを狙わせる。新人のリンクスなら実戦でも疑いもなく同じことをするだろう。だが、レイヴンならどうだったろうな」
カノンフォーゲルはOB一発、白いネクストに迫り、白いネクストはレーザーライフルの銃口を向けた。
しかしレーザーの光が放たれるよりも早くカノンフォーゲルが白いネクストの前に現れ、レーザーブレードを斜め下から上へ、一気に振り上げる。
淡い月光のような粒子装甲を稲妻の刃が貫き、白いネクストの右腕がレーザーライフルごと宙に舞った。
カノンフォーゲルは止めを刺そうと更に振りかぶった。だが、白いネクストはQBで離脱し、紙一重でレーザーの刃から逃れる。ミヒャエルは追わず、レーザーブレードを構え直し、呟いた。
「どうだ……互角ではなかっただろう」
白いネクストは距離をとり、柱の陰に隠れた。
『レイヴンはやり方が汚いだけでなく、口も減らないものだな』
ミヒャエルはその言葉にしばし考え込んだ後、訝しそうに口を開いた。
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